【岐阜県中学校のブラック校則】4時禁ルールがブラックでない理由を小学校教師が解説

お母さん

岐阜県の中学校、4時まで自宅待機なんですね!

ちょっと行き過ぎてませんか?

ディラン先生

報道は学校が介入しすぎていることをクローズアップばかりしていますが、実施する理由をていねいに解説していませんね。

 

ディラン先生

研究授業のためなら仕方がない気もしますが・・。

お母さん

研究授業?

いまいち学校の仕組みって分からないですね・・。

 

当記事へおこしくださりありがとうございます。

小学校教師・子育てコミュニケーションコーチの
ディラン先生@dylan_senseiです!

 

この記事は、【岐阜県中学校のブラック校則】4時禁ルールについて書いています。

 

テレビ番組『スッキリ』でも取り上げられていましたが、若干かたよりのある報道だなと感じたので記事にまとめてみました。

 

この記事はこのような内容となっています。

4時禁に対するわたしの主張・4時禁ルールはグレー校則

 

・現場からすれば理由はまっとう

 

・受けてる生徒からすれば自宅待機は当然

 

・おかしな指導はやめて、早く帰ろう

 

私は4時禁ルールはそこまでブラック校則だとは思いません。

あえて言うなら、グレーです。

 

そう思った理由を書いていますので、気になる方は読み進めてくださいね!

 

この記事に対してよせられた読者さんのコメントから作成した記事

【4時禁ルール】報道されない岐阜県の中学校ブラック校則の実態と闇!教師の視点から解説 岐阜市の小学校でも4時禁ルール乱発!異様な実態を保護者のリアル談をもとに紹介【ブラック校則】

 

帰宅後4時まで外出できない4時禁ルール 軟禁じゃね?

岐阜県の多くの中学校では、帰宅しても4時まで外出できないルールがあるそうです。

なんと40年も前から。

 

もし外を出歩いているところを巡回中の教員に見つかったら、学校に連れ戻され厳しく叱られるそうです。

そして、20枚もの反省文を書かされた中学生もいるのだそうです

 

ここまで聞くと、なんじゃそりゃ!!となります。

完全なブラック校則。

どうなってる岐阜県!!教育委員会ヤバくね?

ですよね。

 

1月22日のスッキリでも特集されていましたが、
こりゃとんでもない話だなと思いました。

 

MCの加藤氏やまわりのコメンテーターも絶妙なリアクションで”トンデモナイ感”を後押ししていました。

加藤氏「こんなのありえないですね!」

 

ごもっとも。

私もとんでもない話だ!!と、やっぱり学校オワコンだねと思いました。

毎日、4時禁ルールが発動されるわけではない?!

あとでネットなどで詳しい情報を見てみると、どうやら毎日、4時禁ルールが発動されるわけではないということが分かってきました。

 

発動されるのは主に、

・研究授業が行われる日に、研究授業を受けるクラス以外の生徒が昼に下校する日

とありました。

 

毎日4時まで軟禁されるわけではないんですね。

年10回程だそうです。

 

番組内でも説明があったのかもしれませんが、あったとしてもサラッと流しただけでしょう。

トンデモ感が前面に出て、その印象ばかりが伝わってきました。

そのほうがウケますしね。

 

研究授業とは
教員の授業力向上のために、授業の内容を普段よりも深く掘り下げて教材研究し、生徒にどのようなに成長や課題が生まれるかを確認し今後の指導に活かすための研修。

 

校内中の先生が1つの学級の教師の授業を参観する。

 

放課後、授業者へのダメ出しコメントで血祭りにあげる心無い学校もあるとかないとか。

研究授業はどの教員も必須で行うはず・・。

 

研究授業中は生徒の管理が行き届かないので、下校させることは普通にある。

 

スッキリでは、ほかに近藤サトさんの学生時代の岐阜県ブラック校則の話で盛り上がり、最終的には水トアナが、「先生のためにも見直した方がいいです」と閉めていました。

 

あとで思ったことは、若干偏りがあるなぁてことです。

テレビってそんなもんですけども。

 

あの報道を見ただけでは、岐阜県の中学校ヤバくない?人権侵害やん。

って多くの人が思ってもしかたがないと思いました。

研究授業を受けている生徒からすれば、「お前らセコイぞ!!」

教員の研修のためのしょうもない研究授業に、自分たちだけ付き合わされてるのに、なんで他の奴らだけサッカーやって遊んでんのよ!

と、私なら怒っちゃいます。

 

こどもは不公平さに敏感ですから。

授業のために残っている生徒は、理不尽さをビンビンに感じているかもしれません。

 

その子たちの立場から考えれば、自宅待機?

当然でしょ!!ってなりませんかね。

 

岐阜県の教育委員会の主張としては、

・学校に残って学習に取り組んでいる生徒がいるので、帰宅した生徒にも有意義に過ごしてほしい

 

・安全性の確保/補導の可能性あり

ということだそうです。

 

帰宅後、家にいたから有意義に過ごせるかどうかは本人次第ではあるのですが。

 

もし平日の昼間に中学生が繁華街ウロウロしてたら、警察に声をかけられる可能性はなきにしもあらずです。

もし補導でもされたら、それはそれで余計な仕事が学校に回ってきます。

 

結局、いらんトラブルを起こさせないためにも、
おとなしくしておいてほしい!!ってのがほんとのところではないでしょうか。

学級閉鎖や臨時休校ならどこでもやってますよ?!

岐阜県に限らず、どこの自治体でも、臨時で休みになった時は、むやみに外に出歩いてはいけませんという指導をしているのではないでしょうか。

 

少なくとも、私はやってきました。

 

まあ、余計なおせっかいといえばそうなのですが、学級閉鎖など、本来休日ではなく、ましてや他のクラスが登校している日に公園でサッカーしてたらそりゃまずいでしょって思うので。

 

今日はおとなしくゲームでもやってなさいよって言います。

 

岐阜県の中学校に限らず、どこの自治体でも、学校外の過ごし方の指導はやっていると思います。

学校が介入しすぎるのは良くないとは思いますが。

学校のおかしな側面は否めない

報道によれば、

「ルールを破ったことで厳しく指導された」

 

「反省文を20枚書かされた」

 

「学校に連れもどされた」

 

「ルールは守るべきと突っぱねられた」

というような教師の指導内容が伝えられています。

 

よく思うことですが、生徒指導に熱心になりすぎる教師って人権感覚がマヒしてくるのか、世界の正義を背負ってなんでもアリな人が結構いるように思います。

 

ルールを守ることを身につけることは確かに必要なことだけども、そのためにアホみたいに厳しく指導する必要があるのかって思います。

 

中学生くらいならなおさら、ギャンギャン言われるよりも相手の気持ちも尊重したうえで同意をえることが必要かと。

 

私たちの研修、しょうもない研究授業に協力してくれてありがとうねの精神があったら、反省文を20枚も書かせる暴挙にはでないと思います。

 

そもそも、学校側の一方的なスケジュールに生徒が合わせてくれているという感覚は、教師にはないのでしょうか。

と思っちゃいます。

 

ルールは守るべきと突っぱねて、生徒は何も言い返せないというのもありましたが、こういう指導力のない教師は早く淘汰されたほうがいいと思います。

 

なぜ、そうしないといけないのかを論理的に説明することを怠っていて、生徒に論理的思考力がつくはずもありません。

 

校外の見回りをして、見つけたら学校に連れ戻す教師もいるとか、いないとか。

これがほんとだったら、アホかって思いますね。

ヒマかと。

 

もっとやるべきことはあるだろうに。

面白い、子どもが食いついてかしこくなれる授業の準備とかね。

 

なによりも、しょうもない仕事ばかりを遵守するのではなく、

1分1秒でも早く学校から帰ることを目指せよ!って思います。

 

ここは水トアナと同感です。

まとめ

わたしの主張・4時禁ルールはグレー校則

 

・現場からすれば理由はまっとう

 

・受けてる生徒からすれば自宅待機は当然

 

・おかしな指導はやめて、早く帰ろう

という内容でした。

報道は良し悪しな面もありますね。

 

学校の情報はもっとオープンになって、市民のいろんな意見ももっと取り入れられたらいいなと思います。

 

ぜひ、

そこまで怒らんでええよー!!

と、熱血教師をたしなめてあげてください。

 

この記事に対してよせられた読者さんのコメントから作成した記事
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4 COMMENTS

匿名

興味深く拝見させていただきました。このルールの調査を行っている者です。
教育者側からのご意見、常に参考になります。

一つ、訂正させていただきたいのが、報道各社さんは主に岐阜市内中学校を取材されているので、「研究授業の日のみ」との報道でした。岐阜市内ではこのルールが形骸化しているところもあり、そのような表現でしたが、西濃地区や田舎の方では、研究授業の日のみならず、三者面談、テスト期間、家庭訪問等の授業がいつもより早く終わる日は、常に4時禁ルールを行っているのが現状です。また、その取り締まりも岐阜市以外の方が厳しくなる傾向があります。ただし、飛騨地方はほとんど実施していないようです。

以上の事をお伝えしようと思い、コメント致しました。よろしくお願い致します。

ディラン先生

匿名様、
コメントありがとうございます!

そうなんですね!!そんな事実があったとは知りませんでした。
お伝えしてくださり大変感謝しております。大変勉強になりました。

そういった事実もしっかり伝えて、問題のある現状は変えていけるようにしていかないといけませんね。

とても参考になりましたので、私ももう少し調べてこのことについても記事にしていきたいと思います。
有益な情報をありがとうございました!!

岐阜市の小学生の母

続編の記事の方へもコメントさせていただきましたが、私からも訂正させてください。

「研究授業の日のみ」は岐阜市の場合とありますが、岐阜市も研究授業の日のみではありません。

子どもが岐阜市内の小学校に在籍していますが、研究授業以外でも、早い時間に下校する日は全て3時禁(小学校は4時ではなく3時)となっています。

家庭訪問、個人懇談、運動会や卒業式の準備日、就学時健診の実施日など、午後早い時間に帰宅する日には、外出を制限されています。
全校児童が同じ時間に一斉下校していてもです。

岐阜市は研究授業の日だけ、というのは少なくとも小学校に関しては当てはまらない学校も存在していますので、報道の表現は実態を正しく反映していないことをお伝えさせていただきます。

ディラン先生

岐阜市の小学生の母
引き続きコメントありがとうございます。

岐阜市内でもそうなんですね!!

実態を知るほどに驚きます。
表に出てくる情報と実際の様子では大きな違いがあるようですね。

ぜひこのことについても詳しく記事にして、いろんな方に知っていただきたいと思います。

貴重なご意見、ありがとうございます!!

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