今回は、我が家に起きた追突事故での体験談をお話したいと思います。
交通事故はどこか他人事のように思ってしまいがちですが、誰にでも起こり得るものです。
今回の事故を通して、普段からの安全対策をしっかり行うことがとても重要であることが分かりました。
大切なお子さんのために、何かしらの参考になればと思い、シェアさせていただきます。
追突事故は突然やってくる

その日は雨でした。
朝から病院で発育健診のため、バタバタと出発の準備を済ませ、急ぎ足で息子を抱えて妻は出発しました。
15分ほど経った頃に、電話が鳴りました。
電話に出てみると、すごくテンパった声で、「トラックに追突されたわ」と伝えられました。
非日常のことが突然起こると、逆にとても冷静になるのだなと思いました。
状況と場所を聞いて、すぐ行くと伝えて電話を切りました。
そこからは、急に焦りがこみあげてきました。
「トラックに追突?」「後ろの席には息子が乗っているのに?!」
急いで現場に駆け付けると、無残にひしゃげた我が家の車がありました。

車の状況を見て、いやな予感がよぎりました。
リアウィンドウは大破し、車の中に飛び散っている状態です。
後部座席に乗っている息子のチャイルドシートは後ろ向きになっていたはず・・・。
慌てて車内をのぞき込むと、泣いている息子を抱きかかえながら気が動転している様子の妻がいました。
後ろから大きなゴミ収集車に追突され、車内にガラスが飛び散っている状況でしたが、幸い目立った外傷はありませんでした。

とはいえ、もしかしたらガラス片が体に降りかかっているかもしれないし、目に入っている恐れもあります。
運転していた妻も、首と腰を痛めてしまったため、救急車で病院に行くことになりました。
チャイルドシートは高価でも良いものを選ぶべし

普段何気なく使っているチャイルドシートですが、いざ自分の家族が事故に遭うと、チャイルドシートの必要性を改めて感じました。
購入の検討段階では、数万円もするし、事故に遭う確率なんて低いからできるだけ安いものを購入しようかなとも考えていました。
ただ、万が一、事故に遭った時に、確実に子どもの安全を確保してくれる、性能・品質の良いものにした方が良いのではと思うようになりました。
チャイルドシートについていろいろ調べると、安全面の確保だけでなく、赤ちゃんの楽な呼吸姿勢を保ってくれる造りの商品があるとのことでした。
ということで、我が家では、少々高くつきましたが、アップリカの6万円近い商品を購入しました。
後付けになりますが、大きなトラックの衝撃を受けたにもかかわらず、大きな怪我もなく無事でいられたのは、チャイルドシートのおかげでもあるわけですし、良い買い物をしたと今では思っています。
できるだけ出費は抑えたいものですが、万が一のために、安心と安全に投資しておく意味で、チャイルドシートは値段的にも、性能的にも良いものを選ばれることをおススメします。
ガラスを浴びるだけでは弁償の対象外?!
ちなみに、ガラスを浴びたチャイルドシートですが、ディーラー曰く、保険で弁償してもらうのは難しいかもということでした。
破損している状態ではなく、そういった前例も聞かないということでした。
なんだか納得いきませんでしたが、とりあえず、掃除機でビューンと吸ってもらい、バスタオルを敷いて数日間は使っていました。
どこに細かな破片が落ちているか分からないからです。
そして、ダメもとで相手方の保険会社に2度3度、弁償の保証はしてくれるかの確認をいれました。
すると最終的に、購入日からの日割り代金を弁済していただけることになりました。
高価な物ですし、ガラスを被った状態で保証外は到底納得いかなかったので、柔軟な対応に感謝しました。
チャイルドシートで座る向きにも注意・安全対策
チャイルドシートは体重が10kgを超えるあたりから、後ろ向きに座って使用するかと思います。
今回の事故で思ったのは、後ろから追突された場合、ガラスの飛散や物が飛んでくるリスクが赤ちゃんに大きくあるということでした。
なので、車内が眩しくない状況でもなるべく日よけを下ろして、顔を守ることを意識しています。
リアウィンドウのガラスが飛散しないように、飛散防止シートを張れば良いのではと思ったのですが、ディーラーはおススメしないとのことでした。
ガラスが粉々に砕けて飛散するようにあえて作られているため、シートを張ることで大きなガラスの塊が飛んでくるリスクも生まれるとのことでした。
なので、日よけで少しでもリスクを減らせればと思っています。
運転に支障がないのであれば、カーテンで仕切っても飛散対策になりそうですね。
まとめ

交通事故は他人事ではなく、ある日突然わが身に降りかかってくるものです。
という私自身も、家族が事故に遭うまでは自分たちは大丈夫だろうと、心のどこかで思っていたのかもしれません。
いざという時のために、万全な準備はしすぎても損はないと思います。
チャイルドシートは高価な物ですから、しっかりと性能を見比べて、安全性の高いもの・赤ちゃんにあったものを選ばれることが最終、自分たちのためになるのだと思います。
後部座席に乗り、後ろ向きに座る赤ちゃんには大きなリスクが伴っていることを意識して、安全運転で過ごされることを願っています。
少しでも参考になれば幸いです!
最後まで読んでくださりありがとうございました。