長時間抱っこをしていると、腕や腰がしんどくなってきますよね。
お買い物の際は、抱っこひもを使えばそれらは解決できるかと思います。
ですが、寝かしつけの際にわざわざ抱っこひもを用意して、また外してなどはできませんよね。
そこで今回は、実際に我が家で寝かしつけの際に重宝しているアイテム『ヒップシート』について紹介してみたいと思います。
長時間の抱っこで腱鞘炎が辛い
出産後、数か月で妻の両手首が腱鞘炎になってしまいました。授乳の際に無理な姿勢で支え続けていたのが大きく影響しているみたいです。
片方の手首を痛めると、かばうようにもう片手を使うため、結局両方を痛めてしまうことになります。
そのような状態で、抱っこでの寝かしつけはけっこう辛いものがあります。
5分、10分ならまだしも、長時間ぐずってしまうと、身体的限界がきてしまい交代せざるを得なくなってしまいます。
寝かしつけに抱っこひもをわざわざ用意するのも面倒なため、根性で乗り切ろうとする姿が痛々しかったのを覚えています。
男性でも30分を超えるとキツイ
私は、抱っこでの寝かしつけはそれほど苦にならず、長い時間でも耐えられる方でした。
ですが、日に日に体重が増え、10kg近くなると、手がプルプルするようになってきました。男性でも30分を超えるときつくなってくるのではないでしょうか。
また、その日のコンディションや寝不足の時などは、腰にずっしりくる感じがして辛かったです。
おまけに私は、抱っこしながらスクワットのような動きを織り交ぜて、寝かせます。無重力な感じがするのか、ウトウトしやすくなるからです。あわせて、八の字を書くように揺らすのも効果的なのでよくやります。
このように、抱っこしながら結構動くので、体温が上がってしまい、熱さで赤ちゃんが眠れなくなってしまうことがしばしばありました。
これらの課題をなんとかしたいなぁと、寝かしつけをしながら考えていました。
長引く抱っこでの寝かしつけ対策

30分抱っこしていると腕がプルプルし始めて、何か支えが欲しくなってきます。
丁度近くに、ベッドの柵があったので手のひらを乗せてみると、腕がすごく楽になりました。
これは大いなる発明だと思い、寝かしつけに役立つ商品が作れるかもしれないと思いました。そして、寝かしつけをしながらいろいろな試案を考えていました。
その後、妻に相談したところ、【ヒップシート】という商品が既に販売されていると、サラッと言われてしまいました。
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残念無念でしたが、これがあれば私も妻もだいぶ楽になるのではないかと思い、注文しました。
ヒップシートの劇的効果
結論から言うと、ものすごく良いです。
商品レビューにも書かれていましたが、『なんでもっと早くに買っておかなかったのだろうか!!』というのが、第一の感想です。
腕も腰も楽だし、長時間の寝かしつけが億劫でなくなります。
私は、座面に手のひらを挟んで横抱きをしていますが、挟むのに疲れたら手のひらを抜きます。手のひらを抜いても、座面はクッション性があり柔らかいので、背中への不快感も無く、目覚めないのが嬉しいところです。
初めて使った妻も同じように、「腱鞘炎がすごく楽!長い時間抱ける。良い買い物したね。」と言ってくれました。
元々は外出先での使用がメインなのかもしれませんが、我が家では寝かしつけに大変重宝しています。
値段も3000円~7000円程度なので、失敗のない買い物ではないでしょうか。
難点・デメリット
買って本当に良かったと思える商品ですが、あえてデメリットを言うならば、マジックテープの音が気になることと、寝ついた赤ちゃんをベッドに置く際に、添い寝がしにくい、固定されないところです。
・マジックテープの音
落下防止のために、マジックテープで腰の周りを固定します。やっと寝ついてベッドに置く際に、どこかに当たったりしてマジックテープが『ビビッ』となることがあります。その時に一瞬ひやっとします。
それと、マジックテープをはがす時は、音がけっこう大きいので、赤ちゃんの近くですると『ビクッ』と驚いてしまいます。なので、ヒップシートを外すときは、寝室を出てから外したほうがよいかと思います。
・添い寝がしにくい
最近はベッドに置いてもすぐに目を覚ましてしまいます。なので、ベッドに置いてしばらくは横で添い寝をしています。
ですが、ヒップシートは前面にモコっと存在感があるので、添い寝をするにちょっと邪魔になります。
赤ちゃんをベッドに置いたら、すぐさま前のモコっとを背中に回して添い寝をしないといけないのが、私の感じる難点です。
添い寝をせずにベッドに置くだけであったら、なんら問題ないのかもしれませんね。
・固定されない
抱っこひものように、体を覆うのではなく、台に乗せるようなイメージなので、手で落ちないようにしておかないといけません。(私は片手だけ自由に使っています)
抱っこひもよりも体が固定されないため、転落の危険を意識しておくことが必要になります。
オプションでストラップを購入すれば、抱っこひもにも転用できる物もあるみたいなので、実際に購入してみてストラップ付きを買っておけばよかったなと思っています。
ヒップシート使用・まとめ
寝かしつけの商品としては紹介されていなかった『ヒップシート』ですが、応用してみると想像以上に使えることが分かりました。
・長時間の抱っこが辛い
・腱鞘炎が痛い
・腕、腰がピクピクする
・寝かしつけを手抜きしたい
・赤ちゃんが10kg近くになってきた
これらのことに当てはまって、解消したいのであれば『ヒップシート』は役に立つかもしれません。
多少のデメリットもありますが、自分たちの用途にあうのであれば1度試してみても損はないかなと思います。
よかったら参考にしてみてください。最後まで読んでくださり、ありがとうございました!