【完熟フレッシュ】レイラおばあちゃんに学ぶやってはいけない子供との関わり方

私立の中学に進学しないってどういうこと?

お母さんがどんな思いでここまで育ててきたのか分かってる?!

太郎

そんなこと言われたって、僕の人生じゃないか!

なんで全部お母さんに決められないといけないんだよ!!

 

ディラン先生

あららぁ・・。

子供の人生に介入しすぎたためですね・・。

「課題の分離」ができていないのはマズい・・。

こんにちは、ディラン先生です!(@dylan_sensei)

当ブログにお越しくださり、ありがとうございます!

 

この記事は、【完熟フレッシュ】レイラおばあちゃんに学ぶやってはいけない子供との関わり方について書いています。

 

僕は小学校の教師として10年近く働いてきましたが、子供と関わるうえで、いろいろな失敗も経験してきました。

 

子供の可能性を伸ばすために、たくさん学んできましたが、親子関係や、子供と大人との関わり方について気づけたこともたくさんあります。

 

ですので、この記事では、子供との関わり方で注意しておきたいことを5つの視点から解説していますので、ぜひ読んでいただき、子育ての参考にしていただけたらと思います。

 

このような内容です!

やってはいけない関わり方①子供の人生にふみこむ

 

②自分の所有物のようになっている

 

③愛情を理由につかう

 

④子供の価値観を否定する

 

⑤過剰な心配は信頼していないことの裏返し

それでは本題に入っていきましょう!

 

はじめに番組の内容をサクッと説明

はじめに少しだけ内容の説明をしておきます。

朝の番組なので仕事で見ていないかたもたくさんいるかと思いますので。

 

※番組の内容をご存知の方は読み飛ばしてくださいね。

 

情報番組スッキリで、おやこ漫才の『完熟フレッシュ』池田レイラちゃんの特集が組まれています。

高校受験するまでの過程を半年間にわたってのドキュメンタリーです。

 

もともと、偏差値が低くて高校入試すらきびしい状況でしたが、猛勉強のかいあって、志望校への合格ラインまであと少しのところまできています。

 

池田レイラちゃんの成長を追った内容なのですが、ちょいちょい、山口県の実家に住む、池田レイラちゃんのおばあちゃんが登場してくるんですね。

 

けっこうパンチが強く、思ったことをビシバシと伝えるスパルタな感じのおばあちゃんなんですよ。

 

池田レイラちゃんもその勢いに圧倒されることが多いのですが、

正直、このおばあちゃんの様子を見ていて、あぁこりゃ大変だわ・・と思うことがたくさんありました。

 

そして、結構どこの家庭でも子どもに対してやってしまっているようなこともたくさんあったので、この記事で取り上げてみました。

 

レイラおばあちゃんをディスる記事ではありません

おばあちゃんの言動についてけっこうズケズケと書いていますが、誤解の無いよう、はじめに言っておきますが・・

 

これを先に書いておかないと、ただのおばあちゃんへのディスりになってしまうので・・。w

 

池田レイラちゃんのおばあちゃんは、頭が良く、孫をなによりも大事に考えている素晴らしい方だと思います。

これはフォローやヨイショではありませんよ。

 

第7回目の放送を見て、そう思いが変わってきたのです。

それまでは、正直、きっついおばあちゃんやなぁ・・くらいしか思っていませんでしたが。

 

レイラちゃんが一般の人たちから声をかけられたときにとった対応の仕方を見て、孫が成長していることに感動したおばあちゃんが、

 

前日までの自分の言動を反省して、レイラちゃんにこれまでの自分の考え方や発した言葉などを謝ったんですね。

 

「今まで、いろんなことを言ってきたけど、おばあちゃんが悪かった。

もう、言わないようにするから」と。

 

なかなかね、気づけても非を認められない大人もたくさんいます。

簡単にできないものなんですよね。

 

そのおばあちゃんの姿をみて、なんだか安心したのと、ものごとを広く客観的に見れる頭の良いおばあちゃんだなと見直しました。

 

もし、自分の改善すべき点に気づかずにあのまま、これまでと同じような関わりを続けていたら、レイラちゃんは徐々におばあちゃんとの距離をとるようになってしまっていたかもしれません。

 

そこに気づいて、改善できたところが、素晴らしいなと思いました。

 

それでは、前置きが長くなってしまいましたが、おばあちゃんがとってきた、子供に対するやってはいけない関わり方について解説していきたいと思います。

①子供の人生にふみこむ

池田レイラちゃんは、父親と二人で『完熟フレッシュ』という漫才コンビを組んで、中学生ですが芸人として働いています。

 

ですが、芸人としてはまだまだ売れっ子とはいえない状況なんですね。

 

そのような自分の息子や孫の姿をみて、おばあちゃんは心中穏やかでない状況でした。

可愛い孫が先行きのみえない芸人として活動しているのは、おばあちゃんにとっては不安であり、不満であります。

 

それは、そうですよね。

心配になります・・。

 

ですが、ここでやってはいけないのは、子供が一生懸命にとりくんでいる活動に対して、否定的な言葉を投げかけるということです。

 

もちろん、心配だからこそ、可愛いがゆえですが、それを言葉にして伝えることはたとえ相手が子供でもやってはいけないことです。

 

この言動には、子供の人生に対するリスペクトがないんですよ。

 

所詮、子供の考えること。

 

子供だから何もわかっていない。

 

子供だから大人の言うこと聞いていなさい。

このような思いがどこかにあると、リスペクトの欠いた言動をしてしまうようになります。

 

大人、特に親は無意識にそのような言動をやってしまいがちです。

子供であっても、自分の人生を生きる一人の人間であるととらえて関わることがめちゃめちゃ大事です。

 

その感覚を持たずに、「親のいうことは全然聞かない!!」と怒り散らしていても、

ますます子どもは親の話を聞こうとしなくなるばかりか、親との距離を取るようになってしまいます。

 

最近、反抗期って感じるのはこのせいもあるのかしら・・。

 

そして、否定ばかりする大人には、大事なことを伝えようとしなくなっていきます。

②自分の所有物のようになっている

おばあちゃんは、池田レイラちゃんに、もう漫才なんかやめて実家のある山口県に連れて帰りたいという話をしていました。

 

山口県で進学して、別の職業についてほしいというようなことを伝えていたように思います。

 

池田レイラちゃんは思わず、

「私は物じゃない・・」とぼやいていましたが、まさにその通りですね。

 

おばあちゃんとしては悪気はまったくなくて、ただただ孫が大事なだけですが、

自分の思いが強すぎるのと、自分の考えこそが正しいという前提が意識のどこかにあるために、子供の気持ちが全く見えなくなってしまっています。

 

自分の考えるようにすれば、間違いはないし、失敗もしない。

そう考えている時点で、大きな間違いであり、失敗であるといえます。

 

ですが、親、教師はそのことに気付かずに、子供に自分の価値観をおしつけることをやってしまいがちです。

 

イカリ先生

先生の教えに従っていたら間違いないんだよ!

思考なんてするんじゃない!

 

親が生きる現代と、子供がこれから生きていく未来とでは、価値観も常識も大きく変わっていきます。

それはいつの時代でもそうです。

 

なので、親は自分の正しいと思う価値観を子供に押し付けてしまうのは、

賞味期限切れの食べ物を体に良いからと無理やり口にほうり込むようなものです。

 

たとえ大事な存在であっても、子供にも自分の人生を選択・決定する権利があることを忘れてはいけないんですね。

 

つまりは、子供の人生をリスペクトするってことです。

③愛情を理由につかう

レイラおばあちゃんが、過剰に孫に干渉してしまい、あれこれ口をはさんでしまうのは、愛情があるゆえだと自身でおっしゃっていました。

 

そのこと自体はその通りだと思います。

可愛さゆえ、愛するがゆえに干渉的になってしまうのは理解できます。

 

ただ、愛情があればすべてが許されるということでもないということを、親は意識しておく必要があるかと思います。

 

愛情は自分目線です。

 

その愛情も、他者からみれば重くて、やっかいなものに感じることもあります。

 

だけども、自分目線でしか物事をみれなくなっているときは、相手がどのように感じているのかも気づけなくなってしまいますから、厄介です。

 

昔、重いって言われてフラれたことありました・・。

 

事あるごとに、”愛するがゆえ”という言葉がみられましたが、これはとても大人にとって都合のいい言葉だなと思います。

 

それは結果的に、自分のことを最優先している事実を正当化しているにすぎません。

 

ひどい表現になりますが、ストーカーも同じ理屈です。

④子供の価値観を否定する

漫才などやめて、もっとちゃんとした職業についてほしい。

大人が勝手にそう思うのは自由です。

 

だけど!!

それを否定することは絶対にしてはいけないことです。

 

これから先の10年は、過去の10年とは比にならないほど、時代はめまぐるしく変化していくでしょうね。

多くの仕事も変わっていくし、これまでの価値観も大きく変わるでしょう。

 

大人がふれてきた、正解とされてきたものは、ことごとくぶっ壊されていくでしょうから、時代の変化にとりのこされてしまう人も多く出てくるかと思います。

 

スポーツに限らず、ビジネスにおいても、若者が早いうちから活躍する社会になっていくでしょうし、親よりも稼ぐ中・高生も今後どんどん出てくると考えられます。

 

その時に気をつけないといけないのは、子供がやろうとしていること、価値観を親の目線から否定しないことです。

 

自分の価値観は正しい、子供のことを思ってのことだと発言した言葉が、子供の可能性を摘み、傷つけ、自分と同じような人間に育てることになります。

 

親と同じような人間に育てることが悪いということではなく、親と同じスペックでは新しい時代ではついていけないということです。

 

iPhone11の時代に、iPhone5が使いやすいから、同じものを使いなさいと強要するようなものだと、僕は思っています。

 

その時代の中心で生きる人間には、その時代の価値感があります。

 

よい大学を出て、安定した職に就いた方が人生あんたいで安心と考えるのは、昭和~平成で終わっています。

 

芸人としては、まだブレイクしていなくても、

中学生であれだけの知名度と、応援してくれる大勢の人がいるということは、これからの時代ではかなり優位です。

 

ビジネスをはじめても成功する確率は、無名の一般人よりもはるかに高いでしょうね。

 

レイラおばあちゃんが見ている世界よりも、はるか上の世界で孫は活躍しています。

そのことを知らない、気づけない大人であれば、子供の可能性を摘み、ごくごく一般的な安心安全の世界にとどめようと躍起になるのだと思います。

 

レイラおばあちゃんは、そのことに自ら気づき、レイラちゃんに謝罪したことが、グレイトだと思います。

 

そして、学校の教育はまさに一般的な人間養成所です。

できるだけはみ出さないように、ごくごく一般的な規範意識をみにつけさせて、一般的な人間に育てあげることがよしとされます。

 

イカリ先生

とっとと並べー!!

つべこべ言うなー!!

 

それは指導者だけの問題ではなく、何かトラブルが起きればこれでもかと学校を吊るしあげる社会の風潮にも問題があるかと思います。

 

失敗が許されない風潮ですから、教師も失敗するリスクを取らないような指導をせざるを得ない状況があります。

 

そのような状況で思考停止の教師もくさるほどいて、気づかぬうちに子供の可能性を摘みまくっている現状が学校現場にはあります。

 

そういう意味では、義務教育を受ける場の選択肢をふやす必要性はあると、僕は思います。

⑤過剰な心配は信頼していないことの裏返し

あなたのことを思っているから、これだけ言うのよ。

これはできてるの?

あの準備はできたの?!

 

あれこれと、子供のやることに口をはさんでしまうのは、心配がゆえだと思います。

ですが、それは裏を返せば、

 

「あなたのことは全く信頼していませんよ。

頼りないし、失敗しそうだし、ほっとけないわよ。

私の手助けがなければあなたはろくになにもできない、まだまだ無能な人間なのよ。」

 

というニュアンスが、潜在的に含まれていることに気づかないといけないと思います。

 

そ、そんなふうにはさすがに思っていないと思うんですけど・・。

 

こんなひどいこと、思っているわけがないと思われるかもしれないですが、

多くの大人の過干渉を裏をかえせば、じつはだいたい当てはまるんではないでしょうか。

 

そして、その思いの先には、自分の思いが最優先という考えがあります。

 

もちろん、意識的にそんなことを考えている大人はほぼいないかと思いますが、潜在的に考えている親・教師・大人は驚くほど多いかと思います。

 

自分が後悔したくない、嫌な思いをしたくない、恥をかきたくない、幸福を感じたい、だから、子供には失敗してほしくない。

 

イカリ先生

まわりの教師に、イカリ学級はピシッとまとまっていて、いい学級だと言われるのは嬉しいですよ。

そりゃ。

 

このように、実は思っていて、子供を思うがままに操作しようとする大人は多くいます。

 

心配はいけないことではないですし、子供に関わる大人として、リスクマネジメントは必要なことです。

 

そして、リスクの先にある終末も、経験値の浅い子どもには教えてあげる必要があるとも思います。

 

例えば、

子供が高校にはいかないと主張するのであれば、

 

「行かない選択をすることでの自分にかかってくるリスクはこんなことがあるよ。

自分で稼ぐことは思っているよりも楽な選択ではないよ。」

 

という先に起こりうる可能性を示してあげて考えさせる必要はあるかと思います。

 

ただ、くり返しますが、そこで過剰に心配して介入してしまうと、それは子供の問題ではなく親の問題にすりかわってしまいます。

 

そして、自ら考えて、決定する機会を奪われた子どもは、先ほど書いたように、無能感を感じさせられます。

まとめ

やってはいけない関わり方①子供の人生にふみこむ

 

②自分の所有物のようになっている

 

③愛情を理由につかう

 

④子供の価値観を否定する

 

⑤過剰な心配は信頼していないことの裏返し

ということでした。

 

僕は小学校で子供と関わるうえで意識しているのは、アドラー心理学の概念です。

その中に、【課題の分離】という考え方があり、この記事で書いたことがまさにこのことです。

 

子供の人生をリスペクトするという考え方が、僕は好きです。

そして、小学校の子供と接するときも、大切にしています。

 

その根底に、自分の母親とうまくコミュニケーションが取れなくて、長年、良好な関わりができなかったことがあります。

 

まさに、他者の人生に土足であがりこむようなコミュニケーションしか選択しない親の状況だったので、僕自身、すごく苦しい思いをして過してきました。

 

なので、親子のコミュニケーションは本当にむずかしいなと感じる反面、同じように悩む世の中の親子関係をより良くしていきたいなという思いがあります。

 

そして、自分の子供には、自分が経験してきた嫌な思いはさせたくないと考えています。

 

今後も親子のコミュニケーションがより良くなるために役立つ情報を発信していけたらと思っています。

 

何かしらのお役にたてたら幸いです。

貴重な時間をありがとうございました!

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