あなたもやっている?!子供を叱る際にやってはいけない『人格否定』小学校教師が解説!

 

当ブログにお越しくださりありがとうございます。

今回は、子供を叱る際にやってはいけない「人格否定」ついて書きました。

 

多くの方が、気づかないうちにやってしまっている方もいるかと思いますので、知っていて損はないと思います。

 

ぜひ最後まで読んでいただき参考にしていただければ幸いです!

子供を叱る際に意識すること

・人格や存在を否定しない

 

・対話で考えさせる

 

・行動に着目する

この記事はこのようなことについて書かれています。

主に教員とお母さん向けに書いてみました。

 

それでは詳しく解説していきたいと思います!

子どもを叱る際に意識していることは何?

叱る際、どんなことを意識して叱っていますか?

・この子の将来のため

 

・二度と同じことをさせないため

 

・事の重大さに気づかせるため

 

・言うことを聞かせるため?

その状況によって、叱る目的は変わってきます。

 

そして、叱り方にもバリエーションを持たせ、状況や人に応じて使い分ける必要があると、私は思っています。

 

ですが、よく目にする残念なコミュニケーションとして、

・しょっちゅう大声で叱責する

 

・感情むき出しで怒鳴る

 

・常にしかめっ面で近寄り難い

 

・人格そのものを攻撃する

といった教師の態度は、どの教育現場でも目にします。

 

厳しく叱責することが悪いのではなく、状況によって使い分ける必要があります。

 

ですが、あまりにも「叱る」という行為にバリエーションが少ないことが、子どもの成長に悪い影響を与えているのではないかと考えています。

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心理学的アプローチで関わる

私は、ロバート・ディルツ博士の提唱する、ニューロ・ロジカル・レベルを意識して、子どもたちへの指導を行っていきました。

これを知るだけでも、ただ怒鳴り散らすだけの指導の無意味さを思い知ることができます。

 

ニューロ・ロジカル・レベルとは、人間の「意識のレベル」を5つの階層に分けて体系化したものです。

意識のレベルには、

「環境レベル」

 

「行動レベル」

 

「能力レベル」

 

「価値観レベル」

 

「アイデンティティーレベル」

があるという前提で考えられています。

 

野球選手で例えると、

「高価なグローブやバット、天然芝のグラウンド」などが環境レベル。

 

「スイングをする、ボールを投げる、ユニフォームを着る」が行動レベル。

 

「速い球を投げる、ホームランを打てる」が能力レベル。

 

「活躍して人を感動させる。夢を与える」が価値観レベル。

 

「私は野球選手である」がアイデンティティーレベルです。

 

上位のレベルにいくほど、その人のコアな部分に影響を及ぼします。

 

例えば、環境レベルで褒められたとします。

「高価なグローブ使ってるねぇ」「いい球場で練習してるね」と褒められたら、悪い気はしませんが、自分自身を褒められた感は少ないです。

 

「人々に感動をあたえる姿勢が素敵」なんて言われたらすごく嬉しくなりませんか。

野球やってきてよかったなと。

これは価値観レベルで褒められた例です。

 

さらに上の「野球選手である私」の存在自体を褒められれば、全てが肯定されたように感じます。

 

これと同じように、叱ることや怒ることも相手に与える影響力は階層によって違います。

 

つまり、上位レベルのアイデンティティー(あり方や存在)、価値観、能力を否定することは、相手にとって大きなダメージがあるということです。

 

言われた側は、無意識に自分をまもろうとしますから、子どものためと思って発した言葉も届かなくなってしまいます。

それどころか、相手を傷つけ、パフォーマンスを大きく下げる結果しか生み出せないのです。

言葉がけの事例

よくある例として、

「お前は嘘つきや」

 

「お前は役に立たん」

 

「いつも適当にしてばっかり」

 

「ほんといい加減な子」

 

「そんな考えじゃ生きていけん」

 

「世の中そんなに甘くない」

 

「まったく実力が足らん」

 

「この学力じゃやばい」

 

「そのドリブルじゃレギュラーは無理」

 

「それだから嫌われるねん」

親でもそうですが、子どもを思うがあまりに、憎まれ口を叩いてしまうことはよくあることです。

 

もし、子どもの成長を願っての注意や叱責であれば、下位レベルの環境や行動レベルを指摘し、その先の望ましい行動を考えさせることをお勧めします。

 

繰り返し宿題をやってこない子どもなら、

教師 「帰ってから忙しいのか?」

 

A子 「塾で忙しくて時間がなかった」

 

教師 「そっか、確かに遅い時間まで塾通ってるもんな」

 

教師 「A子やったら、10分くらいで終わらせられる内容だったかと思うけど、そんな時間もなかった?」

 

A子 「うーん、10分くらいならあるけど、帰ってからもばたばたしてるし・・・」

 

A子 「帰ってからごはん食べて風呂入ってしてたらもう11時回ってるし」

 

教師 「そっか、そんな頑張ってるんやな。そんなに忙しかったら大変かと思うんやけど、10分の課題を終えるために、A子ができる工夫は何かないかな?」

 

A子 「学校でやる?」

 

教師 「なるほどね。その考えもいいかもしれんね。今日からやってみる?」

 

A子 「うん」

私ならこんな感じで子どもに関わります。

 

宿題をやってこないことに対して、厳しく叱責する選択もできますが、対話を通して繋がり、考えさせる関わりを持つこともできます。

 

これが、学校におけるコーチング的関わりです。

 

「お前はいつも約束を守らない(嘘つき)!!」と叱るより、できなかった状況(環境レベル)を確認し、行動を改善することはできないかを考えさせるほうが、子どもの幸せな未来にとっては有効かと思います。

 

なにより、このような状況の子どもだったら、無理に「家で宿題をやってこい」とは、私なら言いません。

家庭学習は十分、塾でやっています。

 

与えられた課題をやり抜く責任感を育てたいのなら、休み時間や授業の隙間時間を使ってやってもO.K!と子どもには言います。

そんなことよりも、もっと早く寝させてあげてと心底思っています。

まとめ

子供を叱る際に気をつけること
・人格や存在を否定しない

 

・対話で考えさせる

 

・行動に着目する

いかがだったでしょうか。

意外と叱る場面では、大人も熱くなってしまい何も考えずに言葉を発してしまうこともあるかと思います。

ですが、子供にとっての効果的な叱り方には、さまざまなバリエーションがあります。

そのことを多くの教師や親が知ることで、子供はより幸せに成長していけるのではないかと思います。

 

子供の指導において、何かしらの参考になれば幸いです。

お忙しい中、最後まで読んでくださりありがとうございました!

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